座談会の目的
営業部の仕事を知っていただくために社員による座談会を開きました。
社員たちがどんな仕事をしているか聞いてみましょう。
参加者
営業部 課長 小坂真弘、加藤 翔
営業部 課長 小坂真弘
営業部 加藤 翔
座談会
30万点の商品群をかかえる道具屋.com
「道具屋.com」について簡単に教えていただけますか?
道具屋はチキリにおける工具類のインターネット販売サイトです。
約30万点の工具類をネット掲載し、ECサイトを運営。お客様に直販売を行っています。ネット販売自体は約5年前から新規事業として始めましたが、2年前に大幅にリニューアルして商材を一気に広げ本格展開しています。
30万点とは凄い数ですね。
そうですね。一般的なECサイトのイメージとは大きく違うと思います。
どれくらいのお客様と取引がありますか?
46都道府県のお客様からご注文がありました。宮崎県だけまだ無いんですよね(笑)。業種としては建設業、運送業が多いかなと思っています。小規模企業の方が多いですね。これまでの静岡主体の営業先とは全く異なり、多くの新規取引先が開拓できて驚いています。
すごいお客様の広がりですが、どんな体制で行っていますか?
今は専任が2名、加えて2名が実営業と兼務で見ています。もう少し人を増やしたいですね。
そのためにこのインタビューを受けてますから(笑)
意外なお客様との接点
ネットでの販売はどのような特徴が有りますか?
一番驚いたのは「電話注文」が多いことですね。
電話注文ですか?
そうなんです。一番売上の多いロープ類など「吊り具」と呼ばれるものは安全管理が求められるので、必要な仕様の相談があるんです。そういう時はだいたい電話での相談なんですね。それに的確に答えられて、納期がわかると「それください」ということになる。(笑)
色々な意味で「安心」を売っているのだと思います。いまは専任者が電話対応で的確な回答をしているので電話が来たら大半は受注が出来ています。
ネット販売ならではの喜びはありますか?
対面でお客様に会うことは無いため、普通の営業より喜びは薄いかなと思っていたんですよね。ところが意外とお客様は電話やメールでお礼をくださるんです。「早い対応ありがとう」とか「適正な工具が見つかって助かった」とか。
建設や運送の現場で働いている人が直接くださるので、「本当に現場で役だったんだな」と思うとやりがいに繋がりますよね。特に電話注文の方は急いでいる時はお客様も切羽詰まっているので、うまく納品できたときのお客様の喜びは大きいですね。
地道な改善とやりがい
立ち上げからは順調なすべり出しですね。
リニューアルから2年間でよくここまで来たなと思います。でも人間欲がでますから、もっと売上を伸ばしたいと思いますよね(笑)。
社長も道具屋には大きく期待してくれていて一緒に販促アイデアを考えてくれています。
最近はどのようなテーマで仕事をしていますか?
ネット販売の世界は日々の改善が大事なんですよね。ネット広告も自社で運営していますので、その改善もしなければいけません。他にもランディングページ(お客様が検索から到着したページ)を魅力的に変えて購買率を上げるなどのことをしています。
他にネット通販ならではの事はありますか?
一番ネット販売が面白いなと思ったのは「データが全て数値化される」ことですね。実営業ではお客様の反応とかは営業マンの感覚でしかわかりませんよね。それがネット販売だと来訪者数、滞在時間、閲覧ページ数、購入額、全てが数値に出てきます。広告もおなじですね。具体的に前月より何が悪くなったのか、原因はなんなのか、どうすればいいのか、これを数字を見ながら出来るのは面白いですね。
座談会写真(小坂・加藤)
入社する人にメッセージはありますか?
ネット販売ですから、パソコン操作が苦にならない人がベストですね。あとは普通の営業とおなじだと思います。少しでも良くするために、考えて、提案して、行動して、結果がでる。
そんなことを愉しみたかったらぜひチキリで道具屋担当になっていただきたいですね。
※業務内容、社員の役職は2016年8月時点のものです